樹木管理について

長く大事にする為に


本来の姿を失ったケヤキ
本来の姿を失ったケヤキ

無理のない樹木管理を

「大きくなりすぎた、邪魔だから切ってしまって。」

本当によく聞く言葉です、、、

 

木も生きています、無理やり強く切られた樹木は、そのほとんどが反発して沢山の枝を伸ばします。

 

自分を守る為です。

 

そうして枝を出した木は、本来の姿からかけ離れた姿になってしまいます。

 

そうならないように適切な剪定を心がけています。

 


剪定作業前

10年近く管理させて頂いている東京都渋谷区表参道にある結婚式場のシラカシです。

 

ここで結婚式を挙げた幸せな方が、無残な姿の木の前で写真を撮るのは嫌だと思います。

 

シラカシはとても成長が早く、大きくなる木なので無理な剪定をしてしまうと上のケヤキ同様本来の姿を失ってしまいます。


剪定作業後

うっすらと後ろ側の景色が見えるぐらいに枝、葉の量を調整した剪定を行いました。

 

風通しもよく、適度に光も当たるので、木が反発することはありません。

 

健康的に育つ木は、病気にも害虫にも強くなります。